【著者】大前研一、齋藤顯一
【出版】小学館
【発行】2003.6.10
かなり前に読んだ本を再読してみた。
目的は、コンサルスキルの向上と、コンサルティングノウハウの整理。
本書は、マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントが身につけているコンサルノウハウを整理している本で、PSA(Problem Solving Approach)と呼ばれる問題解決法について説明している。
PSAは3つの原則と、3つの実践から成り立っている。
3つの原則とは
- 全ての問題は解決できる
- What's if ... で考える
- 原因と現象の区別をつける
ということ。
実践は、
- 足して100になる考え方(MECE)
- 仮説を立てる
- 仮説を検証するためのデータの照明
の3つである。
問題解決のために身につけなければならないスキルは
- 取り巻く環境の理解
- 効果的な情報収集
- データからチャートへの表現方法
- フレームワークの活用
の4つとなっている。
それぞれの詳細について説明がなされているが、
「要は何か?」
という考え方と、
「全体から細部へ」
という流れが大切なのだろうと思う。
「要は何か?」というのは、本質をつかむということであり、全体から細部へと考えていくことによって、MECEで考えやすくなる。
執筆者の一人である大前研一氏の著作である「企業参謀」も読みなおしてみようと思う。
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